7月21日(水) 杭州〜烏鎮〜湖州 |
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ホテル前の解放路。活気づく直前の朝の街。朝食をさっさと済ませてちょっと歩いてみた。中国語がなければヨーロッパの都市みたいな雰囲気。看板も日本にあるのと同じようなものだ。なお、道路は右側通行である。
右写真の先に見える森の向こう側が西湖である。まだ自転車もそれほど多くない。中国ではオートバイより電動自転車が多いのだが、オートバイと違って音がしないので注意しないと危ない。また、車はクラクションを平気で鳴らすので結構うるさい。 |
この日はまず西湖遊覧である。杭州の西にあるので西湖である。駐車場は観光バスでほぼ満杯、人でごった返している。駐車場から蘇堤を少し歩き乗船場所へ移動。蘇堤は北宋時代に造られた堤である。
これが乗った船。中国人の他欧米人の観光客もかなり多い。みんな日食目当ての観光客か。料金は45元。
西湖は水深平均1.8m、最も深いところでも2.8mしかない湖だが杭州では有名な観光地である。 |
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左:西湖の遊覧船にはこんなレトロな船もある。
塔は雷峰塔といい西湖十景の「雷峰夕照」にあげられている。もとは977年に建てられたのだが現在の塔は2000年に再建されたもの。右は「小瀛州(シャオインジョウ)」という西湖でもっとも大きな島。 |
乗船時間は一週40分ほど。暑いけど湖面を吹く風は涼しい。こんなふうにのんびりと湖を周遊するのもよさそうだ。 |
レンタサイクル。西湖は周囲が15kmほどの湖で自転車で回るにはちょうどいい。ガイドさんによればデートコースでもあるらしい。料金は200元の保証金+100元の前払い金。1時間以内なら無料らしい。 |
国立茶葉博物館。西湖の西、バスで10分ほどのところにある。
杭州といえばお茶の産地である。お茶の歴史を見ることができる。また、ここではお茶の試飲もさせてくれる。この方がお茶の指導員で入れ方から飲み方まで教えてくれる学芸員みたいな人。龍井茶(ロンジンチャ)、一葉茶(イチヨウチャ)、烏龍茶の3種類のお茶の試飲をさせてくれた。一葉茶は少し苦みのあるお茶である。身体にいいですよといっていた。 |
博物館周辺の茶畑。
博物館内ではお茶を買うこともできる。ただし、国立の施設なので割引とかは一切なし。また、年間のチケットを買うと入場とお茶の試飲が自由にできるのでお年寄りがここへ来てお茶を飲みながら花札とかトランプとかしながらゆったりとした時間を過ごしている。
ここでも龍井茶を買ったのだが一級品らしく河坊街で買ったものと比べて値段は20倍くらいした。もっともガイドの周さんによれば飲み馴れていない日本人にはあまり違いはわからないと思うとのこと。 |
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われわれは杭州から烏鎮へ移動した。烏鎮は上海市と杭州市のほぼ中間地点の浙江省北部の桐郷市にあり湖州の東の方である。烏鎮は1300年ほどの歴史があり、東柵景区と西柵景区の2つの街に分かれている。東柵景区は観光用に整備されているのだが、西柵景区は、夜景のほうが有名なせいか、日中はかなり観光客は少なく土産物屋の数も少ない。われわれが行ったのは西柵景区の方である。入場料は60元。 |
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左:万興橋から見た光景。江南水郷の雰囲気満点である。右側は至安橋から見た水路である。 |
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左は定昇橋。真ん中はその定昇橋から見た光景である。右は西柵大街のようす。 |
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左は雨読橋の先から柿の竜形田の方を見た光景。中は建物の入口で民宿になっている。右は西柵大街のちょっと広くなったところ。 |
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左は通安橋のたもとあたりから通安街の土産物屋。中は水市口街から西市河、右は鵜飼船。 |
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烏鎮から湖州へ移動。ケンタッキーは「肯コ基」と書く。右は中国ではよく見る人力三輪タクシー?いくらだか知らないがよく走っている。自転車も電動自転車もバスぎりぎりの所を平然と走っているので、バスに乗っているこっちがハラハラしてしまう。 |
湖州での宿泊は湖州国際大酒店。大酒店は外資系で飯店は中国系らしい。ホテルにチェックインしたあとちょっと外を歩く。ホテル前の通りは紅旗路という。
左はけっこうあちこちにある雑誌スタンド。右は電話ボックスなんだけど肝心の電話がない。 |
湖州市は浙江省の北部に位置する都市で人口250万ほど。大きなビルもたくさん建っている。右はスーパー。けっこう安くいろんなものを売っている。コーラは500mlペットが2.2元だった。 |