中国(見えなかった)皆既日食の旅 スナップ集1
 2006年に引き続き今年も皆既日食観測ツアーに行った。今回は日本で46年ぶりに観測できるとあってマスコミ等でも大々的に取り上げられて注目を集めた日食だった。しかし見られる場所がトカラ列島ということでどうやって島へ渡るかということがずいぶん問題となった。そこで、トカラ列島の十島村では旅行会社とタイアップして多くの観測者を受け入れることを検討し、名乗りを上げた近畿日本ツーリストがツアーを企画することになった。
 さて、実際日食が見られるのは人口が70人とか100数十人という島でその何倍もの観測者を受け入れるには宿泊、食事、水、下水、医療などインフラから整備しなければならなかった。そんなわけで旅費はかなり高額になることが予想された。私も当初は皆既継続時間が6分を超えるトカラへ行こうと思ったのだが2008年末に近畿日本ツーリストから発表されたツアー代金(30数万から40万を超える)を見てトカラはあきらめることにした。というわけでトカラの半額ほどで行ける星ナビ・クラブツーリズムのツアーに決めた。このツアーには星ナビ社長のO氏も同行されていた。ヨーロッパツアー以来2度目である。
(ここまで文章は本編と同じ。本編皆既日食旅行記はこちらをご覧ください)

 さて、持っていったカメラはNikon D40xなのだが、デジカメは記録メディアとバッテリーの予備が必要である。予備のメディアは16GBのSDカード2枚、8GBのカード2枚他を持っていったのだが、撮影したのは約3000カットほどだった。というわけで続編のこのページではスナップを中心に作成した。 
 
7月20日(月) 杭州へ
富士山 さて皆既日食は7月22日、出発は7月20日だった。仕事の都合上、休暇を取るのが大変だった。
 集合がわりと早い時間だったのでうちをずいぶん早く出て戸塚5時過ぎの電車に乗った。成田で出発までの間飛行機の写真を撮って時間をつぶしたのだが雲が多く出だしからいやな予感が・・・
 成田9時50分、JL791便である。富士山の北側から、山梨長野上空を通り中国地方で日本海に出た。雲間から見えた富士山。笠雲がかかっている。
機内食。 成田を出て1時間くらいたった頃出た機内食。
中国で乗ったバス。 上海浦東空港にちょっと遅れて到着。
 ここから5日間乗ったバスである。「上海航空旅游汽車服務有限公司」のバスで、現地ガイドは上海生まれ、上海育ちの周さんである。
中国のお札。 中国のお札。周さんが準備しておいてくれた5000円分の元。まあ、これもガイドの仕事なんだろう。両替所に行く手間は省けた。
サービスエリア。中国のお茶。  
 上海から高速に乗り杭州へ向かう。途中、休憩したサービスエリア。ここで水と午後の紅茶、ウーロン茶を買った。キリンとサントリーだったよ。サントリーは三徳利。
杭州市街 。 杭州市街に入った。線路が見えて特急らしき列車が見えた。
呉山の城隍閣。西湖。
 杭州で最初に行ったのは「呉山」。ここは「新西湖十景」の一つで「呉山天風」である。呉の国の城があったところである。この城隍閣は西湖を眺めるのにちょうどよいのだが、最上階より4階がいいらしい。
何坊街。何坊街 
何坊街。何坊街 
何坊街。何坊街 
何坊街。 南宋の都だった杭州らしく南宋時代の建物を模して造られている。ここで龍井茶(ロンジンチャ)を買った。あとおみやげに中国風の絵が描かれた小さなうちわを買った。おばさんが手で混ぜているのが龍井茶葉である。茶筒が見えているけど中くらいのが10元だった。
龍井茶は杭州特産の緑茶で、中国二大緑茶と言われるらしい。ガイドの周さんが言うには3級品らしいけど日本人にはたぶんわからないだろうと言っていた。茶葉博物館で1級品というのが半分の量で110元だった。でもうちで両方飲んだけどやっぱりよくわからない。
食事をしたホテル。夕食の円卓。
 食事場所は宿泊したホテルではなく「五洋假日酒店」というところ。食事は全て円卓だった。見えているのは最後の方に出た炒飯である。コカコーラは可口可楽。
新僑飯店。洗面台。
新僑飯店のロビー。 泊まったホテルは新僑飯店。4つ星クラスのホテルらしい。

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