Total Solar Ecrips 1991in Mexico

 1999年ヨーロッパへ皆既日食を見に行った。しかし、雲に阻まれ見ることはできなかった。残念である。大変悔しい。
 実は、その前1991年7月11日メキシコと1988年3月18日小笠原で皆既日食を見ている。そのうちこのページではメキシコ皆既日食の写真を掲載している。
 私は、1988年始めて皆既日食を小笠原で見て以来、いわゆる日食病というやつにかかってしまい、日食があるたびに心が騒ぐという症状に悩まされている。

 2001年6月21日にアンゴラからマダガスカルにかけて、2002年12月4日やはりアフリカ南部で見られました。 暇とお金のある方皆既日食見学ツアーにぜひどうぞ。次に私は2006年3月にトルコに行ければいいなと考えています。

 追記:2006年3月29日エジプト・サルームで皆既日食を見ることができた。その記録はこちらからどうぞ。
 追記:2009年7月22日中国・湖州では見られませんでした。その旅行記ははこちらからどうぞ。


1991年7月11日
メキシコ、バハ・カリフォルニア
カボ・サン・ルーカスの近くのトドス・サントス
これが皆既日食である。回りに白く広がるのはコロナである。これは皆既日食の時にしか見られない。太陽・月・地球が一直線に並び月が太陽を隠すのである。それはそれはすばらしいの一語。一度見るとまた見たくなるという。
これは露出を切りつめ、内部コロナとプロミネンスを写したもの。上部に薄赤く見えるのものがプロミネンスである。このときは、皆既の状態が6分以上も続いた。
皆既が終わると(始まる前も)このようなダイヤモンドリングが見られる。数秒間だけの輝きである。
皆既がおわり、数分後皆放心状態で空を見上げる。まだ、太陽は9割以上欠けている。
さて、メキシコである。メキシコといってもバハである。回りは砂漠地帯である。しかし、砂砂漠ではなく、このようなサボテンが生えている。
ごらんのような風景がずーっと続くのである。どうです、行ったみたいでしょう。圧倒されます。
何という名前だかわかりませんが、いろいろな種類があります。
こんなのも生えています。
この町はバハのコルテス湾側にあるサン・ホセ・デル・カーボという町です。ここに空港があるのです。コルテス湾は冬から春にかけて鯨が見られるところとして有名。
これは滞在したホテル、プラザ・ラス・グローリアス。今は「COSTA REAL CABO RESORT & SUITES」と名前が変わっている。場所はバハ最南端、カボ・サン・ルーカス。
この前にはセニョール・スシという寿司屋があったが今はどうだろうか。
塔のようなものはホテルのレストラン。ここで、午後2時頃から2時間ほどかけて昼食をとるのである。実にメキシコである。ちなみに朝食は1時間、夕食は2時間かかる。
ホテル前の船溜まり。ここから向こうのビーチへ船で渡る。
夕暮れ時、リゾートという感じ。
部屋から、夕焼け。山の向こうは荒涼とした土地が続く。
メキシコへ行く前後、ロスへも立ち寄った。
天文ツアーだったので、サンディエゴ郊外のパロマー山天文台へも行った。昔パロマー今すばるというくらい、有名な天文台である。みなさんも一度くらいはパロマーの5m反射望遠鏡で撮影された星雲や星団の写真をご覧になったことがあるでしょう。
パロマー山天文台を作ったHALEの銅像。
だからここはヘイル天文台とも言われている。
望遠鏡をのぞくところです。
反射鏡はく暗いのと大きいのとで写っていない。
ロサンゼルス郊外にはもう一つ、グリフィス天文台がある。
これはグリフィス山から見るかの有名なハリウッドのサインである。
ハリウッドのマンズ・チャイニーズシアター
スリがたーくさんいるところとしても有名。
足下はケーリー・グラントの手形。他にも多くのハリウッドスターの手形がある。


さて、いかがですか。
日本でもお手軽に皆既日食が見られるといいですね。
実は見られるのです。いつかというと2009年7月22日に種子島、屋久島、トカラ列島で見られます。
関東地方の方は2035年に見られます。北関東で。気の長い話だという方、そうなんです、天文現象というのは自分の寿命と絡めて考えなければいけないのです。何十年も先、生きているかわからないとなれば、今見られるものを見ておかないと後悔します。
皆既日食に興味を持った方はこちらをご覧ください。アストロアーツ社のホームページです。
1999年8月11日の皆既日食の写真が多数掲載されています。また2000年7月16日の皆既月食や1999年のしし流星群などの写真も見られます。他にも多数の天文写真あり。



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