熊本市交通局
 熊本訪問は25年ぶりくらいか。熊本市電乗車はさらに30数年ぶり。全線乗ってはいるが記憶は薄れている。今回は時間的な制約により一部の乗車だけだった。

路線
 幹線(熊本駅前 - 水道町)     3.3km
 水前寺線(水道町 - 水前寺公園) 2.4km
 健軍線(水前寺公園 - 健軍町)   3.0km
 上熊本線(辛島町 - 上熊本駅前) 2.9km
 田崎線(熊本駅前 - 田崎橋)    0.6km

 軌間1435mm、直流600V

運転系統
 A系統 田崎橋 - 熊本駅前 - 辛島町 - 水道町 - 水前寺公園 - 健軍町
 B系統 上熊本駅前 - 辛島町 - 水道町 - 水前寺公園 - 健軍町

沿革
 1921(大正10)年 熊本電車株式会社設立
 1923(大正12)年 特許などの全権利義務を熊本市へ譲渡
 1924(大正12)年 幹線熊本駅前−浄行寺町間および水前寺線水道町−水前寺間が開通
 1944(昭和19)年 熊本市交通局となる

2013年7月29日、30日撮影
使用カメラ ニコン D40X


熊本駅前
8800形101。
1993年アルナ工機製。かつての70形をモデルにしたレトロ調電車。真鍮の手すりや木目調の化粧板を採用している。主に熊本駅前を通るA系統と貸切に使用されている。平行カルダン駆動。
熊本駅前
1350形1351。
1960年東洋工機で制作された350形。昭和35年にちなんだ型式番号。のちにワンマン化改造され1350形となった。ツリカケ駆動である。
熊本駅前から田崎橋にかけて専用軌道になっている。
熊本駅前
0800形0801。
2008年新潟トランシス製の超低床車。万葉線や富山ライトレールの低床車とほぼ同じ車体。実際似ている。
熊本駅前
1351。
熊本駅前電停にはしばらく停車する。5分ほどたって1351が発車した。烏知るが熊本駅舎。新幹線開業と同時にモダンな駅舎に生まれ変わった。
熊本駅前
レトロ車が田崎橋から戻ってきた。熊本駅前と田崎橋は350mほど。
熊本駅前
1200形1210。
1958、59年に200形として東洋工機で10両が制作された。1966年にワンマン化改造され1200形となった。この1210は元番号は200だった。ツリカケ駆動。
通町筋
1350形1354。
熊本電鉄に乗ったあと、藤崎宮前からここまで歩いた。熊本城がライトアップされていた。ここは熊本駅前より賑わっている。
通町筋
8500形8502。
8500形は1200形の車体更新車。主要機器は1200形なのでツリカケである。
通町筋は乗降も多いし信号が変わる度横断歩道を人が大勢行き交う。熊本最大のショッピングゾーン。上通り商店街、下通り商店がなどがある。
慶徳校前
9200形9201。
1992年アルナ工機製。
この日泊まったホテルがこの電停の近くにある。熊本の夜も蒸し暑かった。
辛島町
1203。
これは形式変更前は200形203。
ホテルにチェックインしたあと再び通町筋まで行き晩ご飯を食べた。かなりの人通りだったよ。これは歩いてホテルに戻るときにと撮ったもの。
辛島町
1090形1097。
1955年東洋工機製188形。1968年のワンマン化の際188形189が1097となっている。ツリカケ駆動。発車するときの音がいいね。
河原町−慶徳校前間
泊まったホテルは法華クラブ熊本。私の部屋から電車通りが見えた。まどが全開できないのでカーテンをかぶって反射をおさえガラスにレンズを押しつけて撮影。
慶徳校前
1090形1093。
改番前は190形193。改造後は188形とともに1090形に統一された。
これは翌朝30日、ホテルから電停へ歩きながら撮る。
慶徳校前
電停からB系統が見える。健軍町行き1090形。雨が降ってきて電車を撮るたびに傘を差したり閉じたり忙しい。
慶徳校前
1350形1356。
6両ある1350形のうちの最後の番号。これは熊本駅前を通るA系統田崎橋行き。


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