岡山電気軌道 2013年

 例年の乗り鉄合宿のついでに岡電に立ち寄った。乗り継ぎの合間の撮影なので時間は2時間弱。定番撮影地で大急ぎの撮影だった。曇りがちの天気だったが時折日が射して蒸し暑い日で汗びっしょりになった。

 岡山電気軌道は明治時代の創業以来一度も社名を変えていない。2010年に創立100周年を迎えた。

沿革
1910(明治43)年 創立
1912(明治45)年 路面電車営業開始
2006(平成18)年 和歌山電鐵の営業開始

2013年7月28日撮影
使用カメラ ニコン D40X


岡山駅前
7900形8201。
岡電の主力車両でアルナ工機製。1992年製造の車両。製造年ごとに番号の頭2桁が異なる。ここから中納言まで乗る。
中納言
岡電の定番撮影地。降りた電車の後追い。
中納言
7900形7901。
これは1989年製。背景の年季の入った建物は廣榮堂中納言本店。「きびだんご」の老舗である。
中納言
7600形7601。
1986年製のツリカケ駆動車。
岡山は桃太郎伝説発祥の地で、廣榮堂はもとは廣瀬屋という7代ほど続いた瀬戸物屋の後を継ぎ、安政3年(1856)にお菓子屋に商売替えしたのが始まりだという(廣榮堂ホームページより)。
中納言
7000形7002。
1980年アルナ工機製。ただし台車は元呉市電800形のものを使用している。廣榮堂は開店直後で準備に忙しそうだった。
中納言
廣榮堂の裏側から。先ほどの8201が戻ってきた。
中納言
7100形7101。
1981年アルナ工機製。7000形と同じく足回りは在来車のものでこれは元秋田市電200形のもの。
小橋
7900形8301。
これは1993年製の車両。
旭川に架かる京橋のたもとにある電停。小橋と中納言電停はこの形式。車は少ないので危険は少なそうだ。
小橋−中納言間
小橋電停付近から廣榮堂。こちら側からだと建物の全体が入らない。
西大寺前−小橋間
京橋にさしかかる7002。薄日が差し始めて一段と暑くなった。
西大寺前−小橋間
9200形9201。
2002年登場の新潟鐵工所製2車体連接のノンステップ車両。愛称は「MOMO」。万葉線や富山ライトレールの車両はこの形式を元に製造された。
京橋の中程はセンターポール区間になっている。
西大寺前
西大寺町商店街の東側。線路はここで直角に曲がっている。
西大寺前
7601がまた戻ってきた。上の写真とは道路の反対側から。
西大寺前
7500形7501と8201。
7500形は1985年製。台車まですべて新造されている。
西川緑道公園
岡山駅前の1つ手前で降りて撮影。センターポールになっている。この区間は2系統走っているので本数が多い。
西川緑道公園
岡山駅前電停から200mくらいしか離れていない電停なので休日昼間は利用者が少ない。
西川緑道公園
岡山駅前から東に延びるこの通りは桃太郎大通り。城下までの約1kmの目抜き通りである。
西川緑道公園
市街を南北に流れる西川用水を利用して整備された公園。
2時間弱の大急ぎの撮影だった。ここから岡山駅へ大急ぎで歩く。


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