天竜浜名湖鉄道 1

 8月のお盆休み明け、ちょっとした用事で天浜線に行った。旧二俣線である。二俣線時代に1回乗っただけだったのでずいぶん久しぶりだった。乗った当時の記憶はほとんど無くなっていたので新鮮だった。

 天竜浜名湖鉄道は、国鉄特定地方交通線だった二俣線から第三セクターとして1987年3月に開業した。もともと国鉄二俣線は戦争時東海道本線が攻撃されたときの迂回路線として敷設されたものである。

沿革
1935(昭和10)年 二俣線 掛川−遠江森間12.9km開業
1936(昭和11)年 新所原−三ヶ日間12.1km開業
1938(昭和13)年 三ヶ日−金指間13.8km開業
1940(昭和15)年 遠江森−金指間29.1km開業
1985(昭和60)年 貨物営業廃止
1987(昭和62)年 国鉄二俣線廃止、天竜浜名湖鉄道開業

撮影:2010年8月17日
使用カメラ:Nikon D40x

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掛川駅
JR掛川駅からの乗り換え口。
掛川駅
天浜線側駅舎。
掛川
TH2100型気動車。これに乗って出発。次の掛川市役所前まではかなりの乗客数。でもすぐ降りてしまう。
西掛川−桜木間
ワンマン運転なので整理券発行機と運賃箱がある。西掛川で乗客は全て降りてしまい貸し切り状態になってしまった。
桜木
列車交換を車内から撮った。桜木は1935年開業の木造駅舎。天浜線にはこんな感じの駅がたくさんある。
桜木−いこいの広場間
このあたりはのどかな田園風景が広がる。
原谷
丘陵地帯が迫ってきて山里の感じ。ここも対向式ホーム、木造駅舎だ。2004年、WATER BOYSで「姫乃」駅として使われた。
遠江一宮
ここも木造駅舎。掛川行き乗客が1人、私の乗っている列車にも数人乗ってきた。
遠江森は天浜線になって「遠州」森と改称されたがここは「遠江」のままである。
遠江一宮
車内からもうワンカット。ワンマン運転用にミラーが設置されている。
遠江一宮
発車した後、最後尾からもうワンカット。ホームには花壇があってよく手入れされている。
豊岡
二俣線時代は野部といったが、天浜線になり当時の豊岡村の名称となった。2003年にこの新駅舎となった。
天竜二俣
二俣線時代は遠江二俣、機関区があったところである。今でも車両基地がある。ホーム上屋は木造で国鉄時代のもので時代を感じさせてくれる。
さて、ここでいったん下車する。
天竜二俣
構内にはタブレットキャッチャーや腕木式信号機が展示されている。
天竜二俣
この駅には国鉄時代の遺構である扇形庫や転車台がある。金土日月には見学ができるのだが、あいにくこの日は火曜日。外からのぞくだけでもと思って周りを歩く。左に扇形庫、右には給水塔が見える。これらは現在、登録有形文化財となっている。
天竜二俣
だいぶ離れたところからだが転車台というのはわかる。左が扇形庫。これらは近代化産業遺産にも指定されている。
天竜二俣
運転区(旧遠江二俣機関区)の建物。木造の重厚な造りである。国鉄だなあ。
天竜二俣
裏に回るともうちょっと近くから転車台を見られる。手前の溝はSLの灰落としをするところかな。
天竜二俣
整備工場の中。向こうに転車台。



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